推進員派遣報告
実施日
2021年1月22日
研修会
令和2年度エコスタッフ養成セミナー
テーマ
企業における省エネ活動
推進員
林 俊春
主催者
岩手県環境生活部環境生活企画室
対象
事業者のエコスタッフ42名他5名 合計47名
地域
盛岡市
内容
「事業者がエコ活動をする目的は自らの企業を守り、最終的には家族が守られることになる。」ことを結論とし、今、現在の世界の困りごとはコロナと脱炭素であることを解説した。 日本の菅政権が令和2年10月20日に発表した「二酸化炭素2050実質ゼロ宣言」の背景についても解説した。 エコスタッフとして活動するには、日本の環境の歴史及び地球温暖化の歴史を理解することが必要であることを解説した。パリ協定は、足踏み状態が続き、ここまできた。昨日アメリカがパリ協定に復帰することで、大きく前進した事を伝えた。 SDGsは最近ポピュラーな環境の題材であるが、地球温暖化と密接な関係があり、地球温暖化への対応が前進し、その結果、SDGsの目標が達成される項目が多いので、温暖化とSDGs切り離すことが出来ないことを説明した。 また、これからのエコスタッフは、二酸化炭素の排出量の計算が求められるスキルが必要になることから、電力、ガソリン、灯油、軽油、ガスなどのエネルギーの二酸化炭素排出係数を利用し、カーボンプライシング(環境炭素税)の導入などにも備えたスキルを会得されたい。 職場で活動の内容を、不良の削減、オンラインの活用、エネルギーの無駄の排除などを活動の中心にすることが望まれる。また、見える化することが必要なので、PCのエクセルのスキル向上にも努めていただきたい。
推進員より
個人的に受講者より声を掛けられ「今日は、参加してよかった。今までの環境活動に対するもやもやすべて晴らすことが出来ました。」とのコメントをいただいたので、それなりに理解して頂いたものと受けとめました。
主催者より

***情報板***

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