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◆【開催報告】「徳谷さんちの省エネ住宅見学会」
9月2日（土）に、環境学習講座「徳谷さんちの省エネ住宅見学会」を開催しまし
た。これは、今年3月に環境学習交流センターで開催した同講座「夫が建てた省エネ
住宅～私の体験談～」参加者の方からの、ぜひ実際に講師のお宅を拝見したいとい
う声から実現した企画です。
会場は、一関市萩荘の徳谷眞樹氏、喜久子氏ご夫妻のお宅。奥様の喜久子氏は、
岩手県地球温暖化防止活動推進員としても活動されています。
当日は、大学講師及び大学院生の方や、地球温暖化防止活動推進員、建設業関係
者、本メルマガ読者の方など、7名の方にご参加いただきました。
まず始めに、実際にお宅をぐるりと見学しながら、家づくりの経緯や工程、ご夫
妻の想いや今後の展望についてお話を伺いました。
東日本大震災を機に、家を建てることを決意。基礎工事は専門家に、構造材はロ
グビルダーに、屋根は屋根屋さんに依頼し、その他はほとんどご主人が創られたと
いうこだわりいっぱいの住宅は、セルフビルドとは思えないほどの出来映えです。
国産のスギやマツを使った木造りのお宅の入り口には、味のある「樹里庵」の看板
が。ご主人のご両親が営んでいらした名曲喫茶のお名前だとか。中に入ると、喫茶
店のような重厚で居心地の良い空間が広がっていて、随所にお二人のセンスを感じ
られます。
農業の傍ら、3年をかけて創り上げ、今年1月から住み始めたとのことですが、冬
は薪ストーブを1日中つけていなくても良いほど暖かく、夜は火を落としても朝は
20度ほどに保たれているのだとか。また、電気要らずの薪ボイラーは30分もかから
ずに温水になるとのこと。東北の人間は、世界で一番寒い家に住んでいる、などと
いう話もありますが、理想の暖かな省エネ住宅の暮らしがそこにはありました。
見学後は茶話会へ。ご縁があって、中央大学の教授と学生の皆さんと急遽合同で
開催することとなり、喜久子氏手作りのクッキーやコーヒーをいただきながら、情
報交換を行いました。
素敵なゲストルームも用意されており、民泊の受け入れも徐々に始めていらっしゃ
るとのこと。今後の展開も楽しみです。
当日の模様は、ブログ「エコハッちゃんと仲間たち」に写真を交えて公開してい
ます。ぜひご覧ください！
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