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   5. 県境産廃いわてだより
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○第58回原状回復対策協議会(9月14日開催)について
 平成25年9月14日に開催された第58回原状回復対策協議会で、次のことが話し合われました。また、同日の午前中には、協議会の委員の方々による廃棄物の掘削が完了した現場の視察が行われました(写真1)。
1.廃棄物保管量の増加について
 掘削後、現場で保管している廃棄物については、今年度処分しているところですが、保管している廃棄物の再測量により、保管量が年度当初に比べて約6,400トン多いことが判明しました。これに伴い、岩手県側産業廃棄物推計量は約351,000トンから約357,500トンになりました。
 なお、現場内からの廃棄物の搬出完了が当初の計画よりも遅れる見通しですが、本年度内で処分完了する予定です。
2.1,4-ジオキサン及びN地区汚染土壌の浄化対策の進捗状況について
(1)1,4-ジオキサン浄化対策について
 水処理施設の処理水を分析した結果、5~7月において、1,4-ジオキサンが環境基準値を最大2倍程度超過していたことが確認されました。なお、基準を超過した処理水について
は、水処理施設に返送して再処理し、基準値以下であることを確認した上で放流しました。
 また、その後水処理施設を一部改良し、安定した処理がなされていることが確認されています。
(2)N地区汚染土壌浄化対策について(図1)
汚染残留区画に対して対策を講じた結果、順調に土壌浄化が進んでおり、8月末現在、浄化対象の87区画のうち、浄化が必要な区画はあと2区画となっています。

図1.jpg      図2.jpg 

写真1:掘削が完了した現場を視察し、       図1:N地区の浄化進捗状況(H25.8現在)
    廃棄物がないことを確認する委員ら 
(H25.9.14撮影)

○第59回原状回復対策協議会を次のとおり開催する予定です。
 どなたでもご自由に傍聴できます。
日 時:平成25年11月16日(土) 午後2時10分から
場 所:二戸地区合同庁舎 1階 大会議室(二戸市石切所字荷渡6-3)

○第11回カシオペア環境講演会を次のとおり開催する予定です。
テーマ:「廃棄物とリサイクル(仮題)」
日 時:平成25年12月7日(土)  午後1時から4時まで(12時30分開場)
会 場:二戸市シビックセンター1階ホール(二戸市石切所字荷渡6-2)
※入場料無料、申込み不要です。詳細は別途御案内します。

○廃棄物の撤去状況について(平成25年9月末現在)
 平成25年9月は123トンを撤去しました。
 

県境産廃いわてだより 第110号 平成25年10月15日
発行・問合せ先 二戸保健福祉環境センター 
〒028-6103二戸市石切所字荷渡6-3 電話0195-23-9206

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   6.岩手県環境保健研究センター新着情報
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 「岩手県環境保健研究センター」では、県民のみなさんの健康といわての環境を守るため、健康・環境に関する科学的・技術的拠点として、次のような業務に取り組んでいます。
①県民のみなさんの健康や環境に被害のおそれがある場合の対応
②健康と環境を守るための試験検査・監視測定
③行政の課題に対応した調査研究
④技術支援・情報発信・研修指導
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○公共用水域における常時監視
 いわての環境と県民の健康を守るため、当センターでは、公共用水域や地下水などの常時監視を行っています。調査の結果については、環境情報総合システムで公表しています。
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=460&of=1&ik=3&pnp=61&pnp=417&pnp=460&cd=1795
 さきに開催した当センターの一般公開においても、水の汚れを体験する実験コーナーが好評でしたが、この岩手の豊かな自然を汚すことなく、守り続けていきたいものです。
 なお、環境省の総合モニタリング計画に基づき、継続的に水環境の放射性物質モニタリングも実施しています。結果は、全地点において不検出となっています。
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=17236

○保健科学部トピックス ~ピンクリボン運動~
 「ピンクリボン運動」とは、1980年代にアメリカで始まった乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝える啓発運動です。
 乳がんで亡くなられた患者のご家族が、「このような悲劇が繰り返されないように」と願いをこめて作ったリボンから始まった運動です。
 日本では、2000年10月乳がん患者支援団体が東京タワーをピンク色にライトアップしたことをきっかけにその活動が広く知られるようになり、現在では行政、企業、民間団体など全国各地で多彩な運動が展開されています。
 地域がん登録から推計する2007年の乳がん罹患は、女性が罹るがんの中で1番多く、特に40歳代の女性ではがん罹患者の約半分が乳がんでした。
 年齢別にみると、20歳過ぎ頃から多くなり、中高年特に40歳代後半から60歳代前半の罹患率が高くなっています。2011年の人口動態統計では、全国で12,731人が、岩手県でも125人が亡くなっており、増加傾向にあります。
 乳がんは増加傾向にありますが、医療技術の進歩により、早期発見、早期治療ができれば、多くは治ります。できるだけ早期に発見するために、20歳からは月に1度の自己触診を行い、40歳からは定期的に乳がん検診を受けましょう。
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☆毎月の新着図書を紹介します
http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=446&of=1&ik=3&pnp=17&pnp=61&pnp=417&pnp=446&cd=45770

☆岩手県環境保健研究センターHPトップページ
http://www.pref.iwate.jp/info.rbz?nd=417&ik=3&pnp=17&pnp=61&pnp=417

☆お知らせ・新着情報
http://www.pref.iwate.jp/list.rbz?nd=446&ik=3&pnp=17&pnp=61&pnp=417&pnp=446

☆環境保健研究センターへのアクセスはこちら!
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★環境保健研究センター新着情報
発行・お問合せ先 環境保健研究センター企画情報部
〒020-0857 盛岡市北飯岡一丁目11-16
TEL 019-656-5666(5668)

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