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   4.県境産廃いわてだより
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○平成25年度廃棄物撤去事業について
今年度の廃棄物撤去の進捗状況並びに今後の予定等についてお知らせします。
1.平成25年度の廃棄物撤去について
 県では平成16年から行政代執行による本格的な廃棄物の撤去を行ってきました。
今年度は現場からの廃棄物の搬出作業を5月から開始し、1日あたり約4から6台の搬出車両が2から3台ずつのグループで運行し、搬出に取り組んできました。
平成26年2月末現在の撤去量は約357,384トンであり、3月末には、岩手県側に残る廃棄物約358,000トンの全量撤去が完了する見通しとなりました。
2.廃棄物の最終搬出式について
 県では、全量撤去が3月末に完了する予定であることを受け、撤去の完了を県民の方に広くお知らせするため、岩手県側に残る廃棄物の最終運搬の際に地域の方を含む関係者をお招きして、以下の日程で搬出式を開催しました。
(1)日時
 平成26年3月26日(水)
 午前9時50分から午前10時10分まで
(2)場所
 県境不法投棄現場(二戸市上斗米字小端地内)
図1.jpg 
図1:廃棄物の積込状況(H26.2.14)

 

○廃棄物の撤去状況について(平成26年2月末現在)
 平成26年2月は1,702トンを撤去しました。
 平成25年度撤去目標9,000トン

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   5.岩手県環境保健研究センター新着情報
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 「岩手県環境保健研究センター」では、県民のみなさんの健康といわての環境を守るため、健康・環境に関する科学的・技術的拠点として、次のような業務に取り組んでいます。
①県民のみなさんの健康や環境に被害のおそれがある場合の対応
②健康と環境を守るための試験検査・監視測定
③行政の課題に対応した調査研究
④技術支援・情報発信・研修指導
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○4月7日は世界保健デー   
 WHO(世界保健機関)は、1948年4月7日に第一回総会が開催され、設立されましたが、これを記念し、毎年4月7日を世界保健デー(World Health Day)として定められました。
世界保健デーは、世界的に重要な課題性のある健康に関するテーマが設定され、関心を 高めて対策行動への契機とするために設定されています。
 2013年のテーマは「高血圧」(High blood pressure)でしたが、2014年は「昆虫等媒介疾患」(vector-born diseases)として、マラリアなどの蚊や寄生虫、昆虫等による感染症を取り上げています。
 http://www.japan-who.or.jp/event/2013/AUTO_UPDATE/1309-2.html

 世界的には、蚊が媒介する感染症が多く発生しており、特に熱帯・亜熱帯地域で流行しています。デング熱など、日本国内では、これまで流行したことのないものがほとんどですが、輸入例として海外での感染が疑われる事例が報告されています。
 また、最近は、鳥インフルエンザなどに見られるように、動物からヒトに感染する病気の総称として、「動物由来感染症(Zoonosis)」という言葉も使われています。
 厚生労働省HP
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou18/index.html

 なお、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)など、ダニ媒介性の新しい感染症について、
 国内で発生した事例も報告されていますので、気を付けましょう。


○保健科学部トピックス ~ダニ媒介性感染症について~ 
 ヒトのダニ媒介性感染症には、病原体を有するツツガムシやマダニに刺される(咬まれる)ことによって発症する「ツツガムシ病」、「日本紅斑熱」や「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」などがあります。
 ツツガムシやマダニは、春から秋にかけて活動が盛んになり、山、河川敷、畑などの草むらや藪などに生息していますので、野外で活動する場合、刺される可能性が高くなります。
★刺されないようにするために、次の予防対策が効果的です。
 ①長袖・長ズボン・足を完全に覆う靴等を着用し、肌の露出を少なくする服装にしましょう。
 ②野外活動後は、衣服の表面や体についていないかよく確認しましょう。特にわきの下、足の付け根、手、首、膝の裏、胸の下、頭部(髪の毛の中)などがポイントです。
 ③DEET(ディート)という成分を含む虫よけスプレーには、服の上から使用するタイプがあり、補助的な効果があることが確認されています。

★マダニに刺され簡単に取り除くことができない場合は、無理に引き抜こうとせず、医療機関で処置(マダニの除去、洗浄など)を受けてください。
★ツツガムシやマダニに刺された場合、刺し口が赤くなったりカサブタになったりします。刺された後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けてください。
  ・ツツガムシ病について(国立感染症研究所)
   http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/436-tsutsugamushi.html

  ・日本紅斑熱について(国立感染症研究所)
   http://www.nih.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/448-jsf-intro.html

  ・SFTSについて(国立感染症研究所、岩手県)
   国立感染研究所
http://www.nih.go.jp/niid/ja/2014-02-19-09-27-24/2238-disease-based/sa/sfts/3143-sfts.html
 
岩手県 http://www.pref.iwate.jp/iryou/kenkou/jouhou/021587.html

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http://www.pref.iwate.jp/kanhoken/oshirase/014590.html
 
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★☆ 県内で開催されるイベント情報のお知らせ ☆★
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