●平成23年度 皆さんの声

環境アドバイザー派遣をご利用いただいた主催者様へアンケートを実施しております。
大変ご好評いただいておりますが、その中からいくつかの声をご紹介いたします。

【自然体験・自然観察】
・和賀山塊における自然観察指導をいただき、生徒は西和賀町の自然の特色を学び保存の大切さに思いを致した。

・ブナの林のはるぜみの声を聞いたり、世界谷地の湿原の遊歩道を歩きながら、
 湿原に咲いている高山植物の名前を覚えたり、特徴を近くでみて観察したりしながら、
 自然を感じることができた。

・植物の種類によって高度や気候が分かるという、一見初心者には難しそうなテーマを、
 趣向を凝らした解説で分かりやすく説明していただけました。

・雨上がりだったので湿度も高く、多くのホタルが飛び交い、ゲンジボタルとヘイケボタルの違いを
 直接観察することができました。
 講師が事前に採取した生物を観察したりと、細かい配慮をされていたり、
 参加塾生の質問などにも詳しく説明していただきとても良かったと感じました。

・森の構成や樹木の遷移、植物の種類や見分け方、名前の由来など詳しく解説して頂き大変勉強になった。

・西和賀町に侵入した特定外来生物「アレチウリ」の駆除を、湯田ダムビジョン推進協議会の呼びかけにより、
 流域住民と関係機関の協働により実施した。
 思った以上に重労働のうえ、実施体制や技術的にも検討・模索しなければいけない分野だと思う。

・学校近隣の野山を散策。その中で「食べられる実をつける植物」「匂いのする植物」「くっつく植物」など、
 植物の名前は伏せ、じっくりと観察したり、触れたり、匂いをかいだりして五感を働かせて、
 それぞれの植物の特徴に沿って子ども達に名前をつけさせていった。
 また、森へ入るときのマナーや、森の生態系についても目の前の植物を例に挙げながらわかりやすく解説。
 親子と子が一緒に夢中になって森と親しむ時間を共有することができた。

【川体験・水生生物調査】
・調査対象の川に生息する44種の魚類のうち、20種が外来種または移入種であるとの説明にまず驚く。
 生息する生き物の種類から調査対象となった川はまだまだきれいな水であることを確認できたが、
 在来種が減少していることは少なからずショックであった。
 わかりやすくとても楽しい観察会であった。

・ゴムボートやカヌー体験ができ、子供達に大変好評であった。
 旧校舎活用のモデルケースとして今後も里川キャンプの内容を充実させたい。

・講師から、水生生物の捕獲方法の説明があり、一人ずつ網を持って生物を採取した。
 バットに集め、生物の名前を調べたり数の確認をした。
 次に薬を使って実際どのくらいきれいな水か、水質調査をしてみましょう、
 という説明があり、CODとpHの検査を実施した。
 表をみながら色を確認し、水道の水に近いきれいな水だということがわかった。
 講師から、水を汚す大きな原因のひとつが生活排水なので、このようなきれいな水を守るため、
 味噌汁等の食べ物の残りや油を捨てたりしないようにしましょうという説明があった。

【リメイク講座】
・各自が日ごろ行っている環境に配慮していることについて出し合いながら、
 講師より「古着」の活用が環境への配慮につながっていることをたくさん教えていただきました。
 捨てる前にひと手間かけてもう一度使うことも、ごみ減量へつながることを学習しました。

【ごみ・リサイクル】
・資源の有効活用についての講話を交えながら、牛乳パックを使い夢あかりを制作を行った。
 親しみやすく、丁寧に指導して下さった。

・講師自らの昔の経験を交えつつリサイクルや生活スタイルについてお話いただけたこと。
 また、リサイクルについては奥州市のごみ・リサイクルの現状や分別方法を踏まえてお話いただくことが
 できたため、児童としても身近な話として聞くことができたと思われる。

【工作】
・大船渡産のマダケを縦に割る体験をした後、節をけずって3組の竹樋をつくりました。
 竹割りをした時の音が、お腹にひびき子ども達に印象深かったようです。
 その他、笹舟をつくって流しました。
 その後、いよいよ流しそうめんでお腹をみたし、大満足の研修となりました。

【エコクッキング】
青少年の体験活動、特にも野外調理に活用できるような、
ごみを出さず材料を使い切るような献立を紹介いただき、調理、試食をしました。
作る過程も楽しく、子どもも楽しく調理できそうな献立で、受講者からは好評でした。
また、調理における環境配慮についてもすぐ実行できそうな簡単なものを紹介いただきました。


 

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