●H24年度 皆さんの声

 環境アドバイザー派遣をご利用いただいた主催者様へアンケートを実施しております。
大変ご好評いただいておりますが、その中からいくつかの声をご紹介いたします。

【自然体験・自然観察】
・講師の案内で多種類の高山植物を観察でき、同じ種類のものでも色合いや萼の長さの違いなど、細かいところまで教えていただいた。初めてではない人が多いにも拘わらず質問も多く飛び交い、学習が深まった様子で大変有意義であった。

・冬の中津川周辺に、植物や生き物達を観察に出かけた。落ち葉を持ち上げてみたり、木や土の中にいる生き物を観察した。冬でも生き物達は活動していることや、木や葉の中ですごしていることを発見した。

・雪解け間もない高原の花を観察しながらゆっくりと歩き、足慣らしをした後、峠の神山まで登山。高原の桜や一面の花々、遠くの山々の景色を楽しむリラックスする時間となった。会場に初めて来る方も多く、改めて宮古の自然を見直し、講師のお話や仲間と触れ合うことでリフレッシュ効果があったようである。

・天候に恵まれ、植物の観察に最適であった。ミズバショウは最盛期を過ぎていたが、クリンソウが咲き始め受講者が歓声をあげていた。昨年の雪害で倒れたシラカンバやダケカンバもあったが、満開の山桜も観察できた。陽気が良く、湿地の水溜りにはオタマジャクシ、湿地内の小川にはイワナも見られた。ミズバショウは弱毒性のため食用には適さないが、冬眠からさめたクマが毒下しのために食べることなどの解説を参加者は興味深く聞いていた。

・天候に恵まれ、暑すぎず観察会として良好であった。少人数であったため、講師の先生とコミュニケーションを図りながら散策することができた。観察会は、講師の先生を中心に樹木の葉や木の幹、花等について対話形式での研修がなされた。珍しい草花も観察することができ、有意義な観察会となった。

・身体を動かすゲームとゆったり自然を感じる時間とで、バランスよく展開して下さり、最後まで楽しむことができた。

・天候に恵まれた自然観察会。クルミを割って、その場で食べたり、様々な木の実や花等について対話形式で楽しく過ごすことができた。子ども達は、モリアオガエルの産卵に特に興味を示して喜んでいた。貴重な体験ができ、楽しい内容だった。

【川体験・水生生物調査】
・川の安全講座では、水での浮き方からはじまり、流され方、泳ぎ方と全ての子どもが一つずつ同時にクリアしながら進められている。その後、ボート・カヤックを用い、川での水遊びを個々がのびのびと遊べるように配慮され、安全に皆が笑顔で遊んでいる。水生生物調査でも、捕れた魚の特徴が学び、見ただけで魚の名前を言えるようになり、子ども一人一人が捕った虫も一匹ずつ名前を教わり学習できている。

・「現在の川の様子」「盛岡の川の歴史」「川の役割」等について、映像を交えて、中学1年生に興味が持てるように、分かりやすく講演していただいた。

・猛暑のなか全員で講師の指導のもと、添市川で魚類、両生類、水棲昆虫などを捕まえた後、講師から説明を受ける。東和町内でもかなり上流地だが、外来種(国内外来種を含む)の侵入が著しく地域の在来種の保全のむずかしさを再確認した。講師の熱心でわかりやすい説明で、質問も多く出されてとても楽しく有意義な観察会であった。

・曇り空の中(水温16℃・水深20cm)川の中へ、みんな歓声を上げながら網で魚等を捕まえました。捕まえた魚を持ってセンターへ戻り、講師の説明を聞きながら生物の観察をした。観察をしながら1人1人が記録用紙に記入を行った。調査の結果サワガニやカジカ、ヤマメなど水のきれいな場所に生息するものが多く確認された。また、カワニナも見つかり講師から夏のホタルとの関係を説明され、子ども達は「へぇー!」と驚いていた。子ども達は、川の水に入る機会が無いので、水に滑って転んだ子や長靴に水が入った子もいたが楽しんで研修を行う事が出来ました。

・川遊びは、川の流れに浮く体験や、ボートを使っての遊びなど一つ一つの活動を楽しんで取り組むことができた。また、補助として関わった保護者も子ども時代を思い出しながら子どもとともに活動することができた。水生生物調査では、きれいな川に棲む虫がたくさん見つかった。昨年度もカジカが見つかり皆が驚いたが、今年は大きなカジカも数匹見つかり、さらに皆を驚かせた。

・大久保川は、北上山地を源泉とし、わずか15キロで北上川に注がれる。上流域に近い桜橋付近で水質検査・水生生物調査を実施した。始めに講師から参加者の親子に水生生物の捕獲方法について説明があった。その後一人ずつ網を持ち、生物を採取しバットに集めた。子供たちは下敷きに印刷された写真と見比べたり、講師に質問して生物の名前を確認し、数の確認をした。指標生物の中では、カワニナとサワガニが多かった。魚類ではカジカやドジョウが採取できた。講師から、カジカが生息していることからも、きれいな水であるという説明があった。また、水を汚す大きな原因のひとつが生活排水であることや、味噌汁や油などの食べ物の残りを捨てたりすることで水が汚れる、汚れた水にはこのような生物は住めない、きれいな水を守るためみんなで川を汚さないようにしましょうと話された。最後に捕獲した生物をみんなでまた来年会おうねーと川に返した。

・気温が低い日が多かったので、観察会実施できるか心配されましたが、当日は天気も良く、日中の気温も上がり、観察会を行うことができました。夕方から風が出てきたので、ホタルの発生には、少し難しい環境でしたが、昨年よりは少なかったものの、ホタルを見つけることができた。5月に水辺の生き物しらべを行い、関連したホタルの観察会を実施したことから、参加塾生は水辺の生物に関心を持ったようです。今後も継続したいと考えております。講師が事前に採取したホタルの餌になるカワニナを観察したりと細かい配慮をされていたり、参加塾生の質問などにも詳しく説明していただきとても良かったと感じました。

・上流と下流の2ヶ所を調べ、川の様子の違いについても比較した。児童は班毎に採集し、意欲的に活動できた。講師の方の指導により短時間ではあったが有意義な学習となった。

・水辺での安全な行動について、事前注意をした後、現場河川敷へ移動し調査を実施した。川の流れが穏やかであり、安全に調査を行うことができた。生物の採取の際に、ほとんどの生徒は水生生物の採取に積極的であったが、一部には触れることを嫌がる生徒もいた。また、生徒達は、純粋に水辺の環境で自然と触れ合うことを楽しんでいる様子であった。

【リメイク講座】
・自然に優しい生活をするには、エコに心がけていきたいと話されていた。少しでもゴミを少なくしていこう。着物リメイクもエコ生活の一端であるとのことから、今日は着物リメイクに取り組んだ。皆、初めてのことだったのですが、楽しんでいました。

・着物リメイクと環境との意外な結びつきに興味をもっていただくことができました。再利用することの面白さが伝わり、裁縫ができなくても環境のために応用できることが様々あることを知ってもらうよい機会でした。

【ごみ・リサイクル】
・(牛乳パックで作る夢あかり教室)環境保全の大切さ、資源の有効活用などの講義の後、制作を行った。少人数だったので、我が家の節電対策などを話し合いながら、制作を行った。情報交換の場にもなり有意義な研修だった。

【エコクッキング】
・研修の内容が、古着のリフォームによる帽子とベストの作成であり、盛夏の季節に活用頻度の高い作品であるため、参加者がとても熱心に受講していた。また、同時に行った軽食料理教室についても、地場の夏野菜を使った短時間で手軽に出来る料理講習会であり、好評であった。

【環境マネジメント】
・自社で今後取り組もうと考えていた環境への取組について、現実として見えてきたので大変ためになりました。環境への取組をやっていく中、問題が出てきたり、次へのステップアップで悩んだ時には、ぜひまた相談したい。

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